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横田滋さんの訃報を受けて

横田滋さんの訃報を受けて

 

昨夜、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に拉致された横田めぐみさんのお父様で、拉致問題活動の第一人者であった横田滋さんがご逝去されました。この一報に学生部員一同心を痛めており、横田早紀江さんを始めとする親族御一同に哀悼の意を表し、横田滋さんのご冥福を心からお祈り致します。

 

北朝鮮は17人もの日本国民を自らの意に反して拉致し、監禁しています。未だに拉致被害者全員の帰国が果たせてないことは日本国史における汚点です。拉致被害者の救出を成し遂げられなかった歴代政権、そして拉致問題に真摯に取り組まなかった、問題の存在を否定した議員に対し一日本国民として怒り、そして悔しさを部員一同痛感しております。

 

拉致問題は発生から既に50年の長い月日が経っており、若者の間では前世代と同じ問題意識を抱いていないことへの危機感が私たち維新学生部にあります。拉致問題周知活動の第一人者であった横田滋さんのご逝去、そして被害者親族の高齢化によって、まるで遠い過去にあった事件かの扱いを受けるかもしれません。しかし若者を含む私たち日本国民全員は、この北朝鮮による暴挙が現在進行形の問題であることを決して忘れてはいけません。

 

私たち日本維新の会学生部一同はこの悲劇を決して忘れず、日本国民の自由が侵害されている現状の一刻も早い脱却を、強く、そして継続的に求めていき、部員一人一人の問題意識を高めると共に、部員の募金やボランティア活動を積極的に奨励していきます。

 

令和二年六月六日

日本維新の会学生部一同