今回の政策議論のテーマは少子高齢化問題の解決策について!!
Zoomを使ってオンラインで行い、全国から10人程度の学生部員が参加しました!!
中には意見が割れる場面があったり、様々な視点からの意見があり、とても勉強になる議論となりました。
参加者全員が積極的に発言をしてくれたおかげで、かなり盛り上がりました!!
Contents
少子高齢化問題とは
少子化とは合計特殊出生率が人口を維持するのに必要な水準(日本では2.08前後といわれている)を下回っていることです。(1992年に発表された国民生活白書)
いわゆる合計特殊出生率(期間合計特殊出生率)とは15歳から49歳までの女子の年齢別出生率であるが、2018年には1.42となっています。
高齢化とは明確な定義はないですが、高齢化率(65歳以上の人口がが総人口に占める割合)を用いることが、国際的に多いです。
高齢化率を基準とし、7%を超えると高齢化社会、14%を超えると高齢社会、21%を超えると超高齢化社会とされ、2018年の日本の高齢化率は28. 1%なので超高齢化社会といえます。
少子高齢化の問題点
経済への影響
労働力人口が加速度的な現象・国内市場の縮小
→労働力不足による長時間労働の深刻化や経済的な余裕がないことに より、さらに少子化が進むという負のスパイラルに陥る可能性も
自治体への影響
高齢化が進み、都市圏に人口が流入していくとこれまで通りに行政機能を維持することが難しくなる
社会保障制度への影響
医療・介護費を中心に社会保障に関する給付と負担のバランスが崩れる
議論の論点
少子高齢化はそもそも解決しなければならないのか
少子高齢化の解決のために積極的に向き合うべきという意見だけでなく、少子高齢化で起こる問題点は人口構造を変えること以外のアプローチ(AIやロボットの活用による生産性の向上など)でも解決しうるのではないかという意見もありました。
働く女性が子供を産み育てやすい環境を整える
待機児童問題を解決する・子育て世代に経済的な支援を行うといった意見が出てきました。
保育サービスの充実や保育士の待遇改善のために、保育園にも市場の原理を働かせるべきかや公的資金をどのように投入していくのかなど、白熱した議論が繰り広げられました。
定年の引き上げや定年制の廃止
定年制を廃止したり、定年を引き上げることで、いくつになっても働きたい人や、働ける人が活躍出来る環境を整えるべきだという意見を言う人が多かったです。今後、学生部内で、現行の制度に代わる制度案の設計などもしていきたいです!!
海外の労働力
労働力不足を解決するために海外からの労働力をもっと活用していくべき、労働力不足はAIなどの技術革新によって将来的には解決されるものであり、焦って海外からの労働力を積極的に取り込むべきではない、海外から来た人が増えると治安の悪化が心配だといった様々な意見があり、多様な意見を尊重する日本維新の会学生部らしい自由闊達な議論でした。
寝たきり老人を作らない・介護問題
待機児童問題だけでなく待機老人問題についてもしっかりと対策されるべきといった声や、低価格の介護施設が足りないといった意見などがありました。学生にとってはなかなか身近に感じにくい問題ではありますが、しっかりとアンテナを張っていきたいと思います。
日本維新の会学生部では、毎週政策議論をしています!!
日本維新の会学生部では、毎週政策討論・議論をしています。
毎回、担当者が論点や内容をパワーポイントにまとめて説明するなど、予備知識がなくても参加しやすいイベントになるように工夫しながら進めているので、政治に詳しくない方でも政治を勉強できます!
日本維新の会学生部は、体験入部も受け付けています!
興味のある学生の方は、ぜひご連絡ください。
日本維新の会学生部 太田